めた。

その惨劇は一通の手紙から始まった…

「写真をバラまかれたくなければ、神村良介と別れろ」
気が付いた時、綾はそうしたためられた一通の手紙を手にしていた。 　中には盗み撮りをした明日香の自慰写真が同封されていたのだ。 　この時から、明日香の陵辱に苛まれる毎日が始まったのだった……。

「ＳＴＡＧＥ2　弓子と未来」
宮崎弓子は目前に横たわる女の裸体を冷たい目で見下ろしていた。
女の名前は、結城　綾。
ほんの数年前までは親友と思っていた相手。
でも、今は……。
弓子は綾が盗み撮りをした写真を利用して、そのクラスメート秋山明日香を陥れ た　陵辱の一部始終を見せつけて綾を苦しめるために……
そして、もう一つの復 讐のために……。

「あなた達みんな、女に生まれてきた事を後悔させてあげるわ……」

弓子の容赦ない罠が綾を、明日香を、更に周囲の人間をも呑み込んでいく。 　明日香のクラスメート鷹司麗香もその一人だ。
ついには明日香の家族にまで魔の手が及ぶ……。

「ＬＡＳＴ ＳＴＡＧＥ　秋山明日香」
何も知らない明日香をよそに、不良グループに占拠された秋山家では、
母の桜と妹の未来が恥辱の限りを尽くされていた。
偶然街ですれ違った綾の流す涙に一抹の不安を憶えながらも帰宅する明日香。
そこで彼女を待っていたのは、心を捨て、
肉体の反応するままに二匹の牝犬へと変貌を遂げた桜と未来だった。
一方、秋山家から逃げ出し、明日香からも逃げようとする綾は麗香と出会う。
明日香の沈んだ姿の影に事件の臭いを嗅ぎ取った麗香は、
綾を訪問して真相を聞き出し、秋山家へと向かう。
そこには、明日香を心配して訪れた神村良介の姿もあった。
かくして、淫欲のソドムと化した秋山家に人々が集う------
それは新たな汚辱のステージの始まりでもあった……。