境界を越えて襲ってくる異形な怪物「ナイトメア」。その中でも最大の力を持つ「ドラゴニス・カルマ」業龍と守護妖精との戦いは熾烈を極めた。そして夢世界の秩序を司る精霊「エスメローネ」を残し、守護妖精たちは命と引き替えに、悪の力を封印する。そして現世に剣悟として転生したアペイロス。その剣悟はエスメローネに遭遇し、今、封印の力が弱まり、「ドラゴニス・カルマ」業龍が復活して剣悟たちの世界を滅ぼそうとしていることを知る。それ理由はこの世界に、戦いで命を落とした他の守護妖精も転生しているからであった。そうしている間にも悪の手は着々と伸びてきた。まず狙われたのが、門の守護妖精ラウルヴェールの転生である轟竜之介だった。学校の屋上で新任教師の恵利に誘惑される轟。しかし恵利はナイトメア・グリードだった。その豊満な肉体に溺れ、ナイトメア化した轟は、瞳を襲う。その瞳を救うべく戦う剣悟は、前世でアペイロスが愛したケイロシアと瞳を交錯させる。そのことに気づいたふたりは激しく愛し合う。そのふたりの姿を目撃し、悲しみに沈む妹の双葉…。さらにその姿を見ていたグリードがほくそ笑むのだった…。